Plot (Underconstruction)

東京六式(Tokyo-6):「特異点」を中心に極端に「場」の安定を失った東京。「壱式」18区と、その上空に存在する「安定空間」内に積層上に構築された「弐式」5区、「III式」2区、「IV式」4区、「V式」1府、「VI式」1宮の6式27区1府1宮よりなりたつ。各式が存在する「安定空間」は、その空間内では安定しているものの、それぞれ時間の流れが若干異なる。特に「壱式」は「特異点」の影響が大きいため式内のいたるところで空間や時間の歪みがある。「VI式」を除く5式間の移動は居住以外は自由だが、「安定空間」を隔てる「歪曲間」は「確率」の歪みも発生するため「存在消失」してしまう事が懸念され、あまり好んで移動する者はいない。東京特別行政式六層に隔たれた東京都の各層の行政区画。それぞれお「式」と呼称される。また、中心部より離れた多摩地区を中心に新東京都が設立され、首都機能は大阪に移転している。壱式(壱式東京):かつての23区。「特異点」の影響が大きく式内の歪みが大きい。標準時間に対して主観時間の変異は平均1/1秒。ただし結果的に式内にて歪みがあるため、極度に時間変異、空間変異、確率変異がおきている。治安がもっとも悪く、半無政府状態となっており生活水準も低い。弐式(弐式東京):かつての23区のうち、世田谷区、大田区、品川区にかけての上空に存在する積層。標準時間に対して平均で-0.01/1秒ずれる。III式(III式東京):旧23区北部上空に重なる積層地区で最大の壱式を除き最大の大きさ。標準標高は540m、標準時間に対し平均で+0.02/1秒のずれ。生活様式は想定される零式の基準にもっとも近い。IV式(IV式東京):旧23区杉並区から江東区上層にかけて鍵型上に広がる積層地区最大式。式内は二層構造となる。標準標高680m。標準時間に対し平均で-0.015/1秒のずれ。V式(V式東京):III式とIV式と東京湾に重なる形で大きさは港区程度。[新千代田特別府]とも呼ばれる。 標準時間にし平均で+0.03/1秒のずれ。VI式(VI式東京):V式から東京湾にせり出すかたちで重なる最上層。 標準時間に対し平均で+0.08/1秒のずれ。通称[六式上宮]。零式(零式東京):1.地図上に乗らない東京壱式の住人に語り継がれる幻の東京。ASウェイブからドロップアウトすると行けると言われている。2.六式ではないかつての23区東京かつて六式化されるまえの時空間と確率の安定しいていた東京。ドラゴンヘッド:東京六式の別名。東京六式の弐式〜Ⅵ式を上空からみると、龍の頭のような形状をしているためそう呼ばれる。AS(ASウェイブ):壱式に発生する時空間歪曲の波。一般的にはASと呼ばれる。AS波はより高い質量に対し干渉増幅する性質があるため、質量のある物質周辺では特につよい波がある。ASはBIG・アルバートの本名に由来する。Airサーフと呼ばれるスポーツに不可欠な波。大地の干渉によって発生したASは地表30m間隔の積層上に発生している。ドラゴンウェイブ:壱式に年に二度ほど発生する大型のAS。ASの相互干渉作用で発生した「場」の渦から発生する歪みの固まり。龍のような形状で壱式をはい回るためそう言われるAirサーフ:サーフボードの様な乗り物でASやドラゴンウェイブに乗るスポーツ。ドラゴンウェイブへのライドは失敗し波に呑まれると運がよければ別時空にドロップアウト。悪くして形状維持が不可能になり場合によっては死亡する。そして最悪のケースは「存在消失」してしまうため危険とされる。通常は高質量体周辺(地面表層やビル等建築物表層)に発生する波に乗る。ドラゴンチューブ:ドラゴンウェイブが波のようにチューブ上に折り返す事を指す。Airサーフではこのチューブに入る事がスポーツとしての最終到達地点とされる。光が時間・空間・確率のレベルで歪み、通常では見る事のできない景色がみらる。サーファーの間では「チューブに入ると死人にあえる」という伝説がある。存在消失:時間壁や時間渦に呑まれた際、確率変異により「存在した事実」が消失してしまう事。存在消失した場合、存在した事実(存在を証明する記録)ごと消失するため、その発生の確認が不可能で今もなお証明がなされていない。存在確率計が時間壁を通過する際、存在確率論の計算式と一致した計測結果を示した為その発生が信じられている。特異点:東京六式の中心にある時空のひずみ。六式全体の時空の歪みや壱式のAS全てここから発生している。ビッグ・アルバートが元の確率世界に戻る実験の失敗により発生したとも、「こちらの世界」でAirサーフを普及させるための実験の失敗により発生したとも言われる。ブラックホールのそれとは異なる。BIG・アルバート:西暦1922年、別の確率世界よりドロップ・アウトし現れた天才物理学者にしてAirサーフの祖。彼がこの世界でAirサーフを始めた。ASの名の語源は彼の名前よりきている。MAXプランク:BIG・アルバートが最初にAirサーフを教えたといわれる伝説のサーファー。彼のみがドラゴンチューブより数度帰還しており、サーファー内にて今も語り継がれるさまざまな伝説は彼が生み出した物がほとんど。しかし、その存在を誰も知らず、本当に存在したのかすら危ぶまれている。彼が最後に使ったインシュロックコードの切れ端は今もなお保管されている。Airサーファー達は彼を、畏敬の念を込めて"レジェンド"MAXプランクと呼ぶ。ジャイロ:Airサーファーの中でも、弱い歪みも巧みに乗りこなしトリックをきめるサーファーに対し使われる敬称。あるいは蔑称。確率の隣人:壱式に多く存在する「人の姿をしない人」あるいは「零式由来ではない人」。別の確率からドロップアウトした者、確率の歪みにより、存在変異してしまった者など原因は多数。零式由来の人類で確率の隣人以外の東京原住民を零式人類と呼ぶ。また、確率の隣人は人類に対して「猿」という蔑称を用いる。タイプコンダクター:ESPビーコン/ESPレセプターと呼ばれる二種類の人造人脳通信ユニットを搭載した各式間通信を行うため通信機器。プレコグニション機能と複数のタイプコンダクターからの時間測位情報により、各式での時経差をわりだす。ノード:タイプコンダクターに反応する精神感度の高い人間。あるいはダイバーのクローン。彼らの見聞きした情報が彼ら自身を経由してタイプコンダクターに送られ他層の式に生活情報が送られる。ESPビーコンの発する信号をノードのネットワークを経由してESPレセプターに受信する事で膨大な情報を取得する事を可能としている。ダイバー:ESPコンダクターと交信可能な人物。以下のようにレベル分けされる(Level.1)タイプコンダクターと交信が可能/(Level.2)自分を媒介としESPコンダクターと一般人との交信が可能/(Level.3)タイプコンダクターを経由してノードをコントロールが可能/(Level.4)タイプコンダクターとノードネットワークを経由(増幅)して一般人のコントロールが可能/(Level.5)タイプコンダクターとノードを経由せず一般人のコントロールが可能。Level.4以上は、「ウィザード」とも呼ばれるが、公式には存在が確認されていない。ケルビウム:特異点発生時の干渉により発生したといわれるレアメタル。存在の確率を一定を保ちつづける唯一の物質でさまざまな技術に応用される。壱式に無数に張り巡らされたワイヤーの主原料五十五財団:ケルビウムの採掘権を持つ財団。壱式最大の経済団体で様々な企業を有する。「東京壱式地下交通株式会社」の株主でもあり、壱式唯一の地下交通網55メトロの経営にあたっている。55メトロは一部地表に出ているが、路線のほとんどがASの影響を受けにくい地下を走っている。黒ひげサッカー:黒ひげユニットというユニットを首に付けて行う、「蹴まり」に似たスポーツ。予め決められたタッチ数制限の中、同様に予め決められたカウント数を相手に蹴らせた方が勝ちというスポーツ。負けたプレイヤーは、黒ひげユニットにより頭部が高く宙を舞う光景が見る者のカタルシスを満たすゲーム。プロスポーツ化され、公営ギャンブルとなっている。黒ひげユニット:主に黒ひげサッカーで使われる、頸部に装着するユニット。「スプリット」と呼ばれる機能が最大の特徴で、一瞬で頭部と胴体を分離し、頭部を高く飛ばす事ができる。頭部側ユニット・胴体側ユニット双方に生命維持装置がついているため、スプリット後1時間以内に接続すれば元に戻る。元はマフィアの拷問装置。また、「スプリット」経験者は多幸感や高揚感を得る事があるらしく、それを目的にスプリットする者もいる。それを「黒ひげエクスタシー」と呼ぶ。ABS:アクティブ・ブレイン・システムの略。脳単体の生命維持機能を実装した脳外殻(ブレインケット)化した脳をESC-1255という通信規格に準拠する事で様々なシステムに換装する事をさす。あるいはシステムに脳を実装する事を可能にしたシステム。 特殊な職業につく者、あるいは特別なマニアの中で広まっている。ESC-1255は、ブレインリプリケータと呼ばれる、それを媒介とした脳複写システムを実現し、自我のコピーも可能にしているが、複写世代が進めば進むほど自我が気迫となる問題を持っている。AWF:アクティブ・ワイヤー・フレームの略。電気信号を流す事で自在に変形する、ケルビウムでできた特殊ワイヤー。ゼロ:壱式に巣くう精霊「bloom Butterfly」を使役すると言われる存在。壱式の中では神として信じられ、V式とVI式では悪魔とされている。 その姿はワニに似ていると言われている。そのため「確率の隣人」の中でもワニ型は神の使いと考えられている。壱式では「ゼロの耳」が全てに対し聞き耳をたてていると信じられており、子供が人の陰口をたたくと「ゼロの耳がきいているよ」と、たしなめる。Level.0確率変異:確率変異による事象の変化において、過去からの歴史事実まで確率が変異し認識していた事実すらも変化してしまう確率変異をLevel.0の確率変異または零度確率変異という。Level.0確率変異は変異事実を認識できないため、その変異事象を観測する事が不可能である。代表的なLevel.0確率変異に「存在消失」がある。絶対観測者:Level.0確率変異を語る際に登場する仮定存在。表面上に存在する事象のみではなく確率の変異を観測する事や他の確率事象を観測する事ができる存在。あくまでも仮定の存在でしかないが、確率の変異を可能とする「確率の隣人」がそれにあたるとも言われている。またAirサーフの始祖BIG・アルバートもそうであったというカルト的な噂もある。